サステナビリティ
SUSTAINABILITY

健康経営
Health Management

サステナビリティ宣言
一人ひとりの活躍

当社では、「人の尊重」を大切な価値観とし、従業員やその家族の健康が会社の豊かな未来の礎であると考えています。「健康経営」という視点から従業員やその家族の健康に対する認識を明確にすることにより、一人ひとりの健康意識の向上と働きやすい職場の実現を推進するために、次のとおり「健康宣言」を制定しています。

阪急交通社「健康宣言」

阪急交通社では、従業員やその家族の心身の「健康」が、幸せの源泉であるとともに、社会の豊かな 未来の礎であると考えています。 また、当社は募集型企画旅行、法人団体旅行、訪日旅行を通して 国内外のお客様に「安心・快適」、そして「夢・感動」の旅をお届けするために、みんなが健康で 多様な個性や能力を最大限に発揮することが何よりも大切であると考えます。 そして、これを実現するために、私たちは自らの健康に高い意識を持ち、職場の仲間や家族とともに 健康づくりに取り組みます。 ここに阪急交通社は、会社と健康保険組合が一体となって、「阪急阪神Wellness チャレンジ」を スローガンに、一人ひとりの健康づくりを積極的に支援するとともに、生き活きと働くことができる 職場環境づくりに努めることを宣言します。

2018年6月
株式会社阪急交通社
代表取締役社長 健康経営推進責任者
酒井 淳

「阪急阪神Wellnessチャレンジ」の重点施策方針

「阪急阪神Wellnessチャレンジ」の重点施策方針
「阪急阪神Wellnessチャレンジ」の重点施策方針

カラダの健康

  • ・各自の健康意識の向上
  • ・運動や食生活など、生活習慣の改善
  • ・定期健診受診の徹底(家族を含む)
  • ・生活習慣病の予防、特定保健指導の実施
  • ・有所見者の精密検査受診、要治療者の治療継続の徹底
  • ・がんの早期発見対策
  • ・卒煙の促進

ココロの健康

  • ・ストレスチェックの実施
  • ・メンタルヘルス教育の実施
  • ・休業者や職場復帰者の体制整備

職場の健康

  • ・労働時間の適正化によるワークライフバランスの確保
  • ・活力と一体感のある職場づくり
  • ・受動喫煙対策の実施

重点施策に基づいた各指標について

カラダの健康 2020年度 2021年度 2022年度
定期健康診断受診率 100% 100% 99.9%
特定保険指導実施率 20% 44.2% 32.4%(速報値)
人間ドック利用者数 369名 317名 335名
運動習慣比率*1 23.1% 25.3% 23.2%
ココロの健康 2020年度 2021年度 2022年度
ストレスチェック受験率 87.4% 93.1% 88.0%
ストレスチェックの高ストレス者 12% 9.2% 12.2%
職場の健康 2020年度 2021年度 2022年度
有給休暇取得日数(平均) 7.9日 13.1日 13.5日
有給休暇取得率*2 43.3% 69.1% 70.6%
喫煙率*1 19.3% 17.9 % 17.1%
平均時間外(所定外)*2 10時間 18時間 23時間

*1 40歳以上被保険者を対象 *2 社員(総合職・基幹職)を対象

健康経営の推進体制

当社は、総務人事部担当役員を統括責任者、総務人事部長をリーダーとして健康経営を推進しています。定期的に健康課題に関する労使協議会を開催し、各事業所の衛生委員会、産業医ならびに阪急阪神健康保険組合と連携し、健康課題の継続的な分析と施策の改善を図っています。

具体的な取り組み

1.カラダの健康

  • ・健康サポートサービスアプリ Kencom (ケンコム)(無料)の提供(※)
    歩数・体重や行動目標を管理することができ、登録者に合わせた健康情報を提供しています。
    当アプリを使用した阪急阪神健康保険組合主催のウォーキングイベント「みんなで歩活 (あるかつ)」(春・秋に実施)の参加を推奨しています。
  • ・食生活に意識を向けたイベントの実施
  • ・定期健康診断受診の徹底
    法定項目より充実した健診を行っております。人間ドックでの代用受診も可能としており、人間ドック・脳ドックの受診費用を一部補助 (阪急阪神健康保険組合)しています。(100%徹底受診を目指す)
  • ・特定保健指導の強化
    生活習慣病に起因する疾病に対して、発症や進行を防ぐことを目的として特定保健指導で受診を推奨しています。(目標率: 60%)
  • ・がん検診の実施(全額補助)(※)
    郵便がんリスク検診 (*1)、 婦人科単独検診 (*2) を全額補助し、提供しています。
    (*1) Tf 大腸がん検査(2日法)、胃がんリスク検査、肺門部肺がん検査、ヒトパピローマウイルス検査(女性のみ)、前立腺がん検査(男性のみ)
    (*2) 乳がん検診・子宮頸がん検診 (検査項目: 子宮頚部細胞診検査・マンモグラフィ 乳房エコー検査)
  • ・オンライン禁煙外来プログラムの実施(全額補助)(※)
  • ・インフルエンザ予防接種費用の補助(全額補助)
    一部地域では事業所内で集団接種を実施しています。個別接種した場合も費用を全額補助しています。

2.ココロの健康

  • ・ストレスチェックの実施
    労働者数50人未満の事業所も含めてすべての事業所で実施をし、職場環境の改善等につなげています。
  • ・健康相談・カウンセリングサービスの提供(※)
    24時間電話健康相談サービス (電話)、メンタルヘルスカウンセリングサービス (電話・WEB) を提供しています。

3.職場の健康

  • ・フレックスタイム制度や半日休暇制度の導入
    労働時間の適正化、ワークライフバランス生活時間の確保の一助としています。
  • ・PC シャットダウンの実施
    あらかじめPCをシャットダウンする時間を設定し、時間外勤務の削減を促しています。

※については、 阪急阪神健康保険組合主導の取り組みとなります。